ラファエルの憂鬱

ラファエルの憂鬱

新進作家の白川椿が、旧華族邸の図書室で見つけた古い手帳。そこには、ある少女の手記が綴られていた。ミッションスクールの閉塞感、少女期特有の訳もない苛立ち、そして淡い恋。手記を読み終えたとき、椿はある事実に愕然とする──。
最初に神を裏切ったのは、誰? 「ラファエルの憂鬱」

ラファエルの憂鬱

初出 2007年2月15日~2007年5月6日

現代。
新進作家の白川椿は、旧華族・橘家に嫁いだ叔母のもとへ、次回作の取材に訪れた。
そこで、女学校時代の思い出の品とともに封印された、古ぼけた手帳を発見する。
資料かと思った椿は、中身を読んでいく。

昭和六年、春。
橘男爵家の令嬢・摩乃は、窮屈な寄宿学校生活に飽き飽きし、無為な毎日を過ごしてきた。
そんなある日、新しく赴任してきた須賀神父を一目で気に入った摩乃は、純情で生真面目な神父を困らせる言動を繰り返しては、 退屈の憂さ晴らしをはじめた。
最初はおもしろ半分だったのが、いつしか本気で彼に恋をしている自分に気付く。
しかしそれは、許されない恋だった。
そして、運命の歯車は思わぬ方向へと回ってゆく──。

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ラファエルの憂鬱

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